神戸市西区(岩岡)の佐野忠男さん 正和さん・公美さんご夫妻をご紹介します。
正和さんのご両親(忠男さんご夫妻)も、まだまだ現役で圃場に出られている、
一家揃って元気な生産者さん。
あまだま(甘玉)キャベツ、いちじく、ブロッコリー、チンゲンサイ(青梗菜)、
きゅうり、トマト、ピーマンなど、幅広く手掛けられています。
取材にうかがった日は、奥様の軽トラックに同乗させていただきました。
圃場を移動する車中、色々なお話をうかがいました。
「農業」「土」「オーガニック」の勉強を始めたばかりの私には、勉強になる事ばかりでした。
土作りの際、「ヒカリ有機を活用されている」というお声も聞き、
実際のユーザーの評判の高さを実感できたのも、大変な収穫でした。
美しいキャベツ、レタスの畑。
今年は台風12号の影響で畝が水浸しになり、本当に大変だっそうです。
「こういう現場の情報を発信できるものがあればいいのだけど」というお声が。
何か、ご提案できないか、知恵を絞って絞ってみます。
駒ヶ林店でも大人気の いちじく。
こちらも台風12号の時期に品評会があったため、影響を受けられたそうです。
いちじく作りのテクニックもうかがいましたが、これまた手間をかけられていて、感服。
「もう季節は終わりだけど」とお話されていましたが、キラキラした身は甘くて美味しい。
枝を高く伸ばさせないための栽培法を「一文字(仕立て)」という事も教えていただきました。
次はビニールハウスへ。
もう11月だというのに、ハウスの扉を開けると、すごい熱気!
カメラのレンズも、私の眼鏡も、真っ白に!
私がマゴマゴしている間にも、奥様は中に入ってテキパキと作業をされています。
▽ ピカピカ光るピーマン
きゅうり は2種類栽培されています。
▽イボのないつるっとしたタイプ「フリーダム」
▽イボのあるタイプ「味サンゴ」 こちらは、西神の百貨店にも納入されているそうです。
もう最盛期は過ぎたそうですが、まだまだ中は瑞々しく美味しい~

▽青梗菜(ちんげんさい)
色々なお話を聞かせていただいたのですが、
「天候によって、毎年しなくてはいけない事が変わるから、農業は毎年、毎年が勉強よ」と
話されていたのが、とても印象に残りました。
こういう気配りと、経験の積み重ねが、日本の美味しい農作物を作っていくのですね。
また一層、野菜の奥深さを実感しました。
可愛いお孫さんとご一緒に。
近隣の生産者の皆さんも、協力しあいながら、イキイキと作業をされていました。
また、ぜひお話うかがわせていただきたいと思っております!
2011年11月02日