張り切って行って参りました。
姫路のレンコン生産者、船引さんの作業場です。
生産は、何箇所かで行なわれているそうです。
今回、収穫される時間帯にはうかがえませんでしたが、
収穫後の作業を見せていただきながら、
色々なお話をうかがってきました。
シャッターを開けていただくと・・・
そこには、山のようなレンコンが!
ご主人と奥様とお母様、
三人が馴れた手つきで、どんどんどんどん作業されています。
まずは、
包丁を使ってのレンコンの芽と根っこのカットのお掃除です。
カットされる前のレンコン。
初めて見ました。
神事など為に、この状態で納める事もあるそうです。
次は、水洗いです。
一度、洗う機械を通されるのですが、その後、ちゃんと手で洗われています。
まだまだ水も冷たいなか、手作業で手洗いです。
レンコンを傷めないよう、軍手をした手で優しく擦っています。
洗われてツヤツヤになったレンコン。
既に、美味しそうです。
次は、調理しやすいサイズに切り分けられます。
その後、きれいな水で更に洗いながら、
傷んだ部分がないかチェックします。
素晴らしい早業。
取材で行ったはずの三人なのですが、
見とれて、しばらく声が出ませんでした。
時々、チェックにひっかかったレンコンを除外されているのですが、
私達が見ても全然わからないのです。
しかし、奥様は外から見ただけでもわかるそう。
「いい物しか出荷しない」という基準に満たない物は、どんどん除けられていきます。
そして、次は計量しながらの真空パック詰め。
機械で空気を抜いてパックするのですが、
レンコンは中に穴が開いているため、
空気を抜く力の調節が必要です。
※力が強すぎると、割れてしまうのです。
船引さんは、レンコンを扱われて三代目だそうです。
それだけに、知識も豊富。
私達に色々な事を教えて下さいました。
日本のいくつかの有名な産地と、その特徴。
レンコンにも品種があり、作られているのは「早生」の方との事。
食感や見た目が違うそうです。
旬は10月~3月だそうですが、
中でも、おせち料理に使われる12月の出荷量がとても多いそう。
船引さんならではのこだわりや、工夫もたくさんあります。
先程の販売用から除いたレンコンは、畑に持って行かれ、
露地栽培用のたい肥になります。
土づくりに「最高級石灰」を使用するなど、こだわりがあります。
トラクターは、レンコン用の車高が高い物を使われています。
この写真も物は古い方の機械だそうです。
新しいトラクターは、もっと高くなっているとか。
ご取材させていただき、ありがとうございました。
本当にいい勉強になりました。
船引きさんが手塩にかけたレンコンは
アグロファーム龍野店で好評販売中です。
ぜひぜひご賞味下さい。
アグローファームでは、提携生産者様を募集しております。
ご興味ございましたら、各店舗にお問合せくださいませ。

お土産に1本物の大きな レンコンいただきました。
ありがとうございます!
奥様に、レシピもいっぱい聞かせていただいたので、
週末に早速作ってみます~
これからも、生産者様を続々ご紹介させていただきます。
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2012年03月23日