アスパラガスの圃場は、スタッフもよく利用している姫新線のお近く。
時々、2両編成の電車が通ります。
今回、アスパラガスが生えているのを初めて見せていただきました。
広々した圃場に、間隔をあけて、植えられています。
「密集して植えると、細くなってしまう。美味しいアスパラを作るための間隔をあけている」との事。
アスパラガスの生育の流れもお話しいただきました。
最初は、種から苗も育てられています。これが大きくなって、圃場へ移されます。
土を研究し、気をつかいながら、農薬を使われていません。
「土が肥えていると、農薬はいらないから」と。
しかし、やはり(牛ふんなどの)肥料に含まれる幼虫にアスパラをかじられてしまう事もあります。
かじられるとアスパラがいがむのだそう。
無農薬ならではの苦労。
収穫前は、お客さんの口に入る事も考えて、牛ふん肥料は止めます。
圃場を歩きながら、横田さんがアスパラを1本折って見せてくださいました。
中から、水分がじわ~~~っ。
スタッフ二人で、そのまま食べてみました。
味が濃くて、美味しい!!
だいたい27センチくらいになると、収穫します。
土の下 1センチくらい掘った場所を切り、その後、下の数センチをカットして店頭に並べられます。
土を掘って、見せていただきました。
株の様子がよく見えます。
中の土は黒いので、
「雨が降った後は、土の黒さに、アスパラの青みが映えて、きれいなんだよ」というお話も納得!
アスパラガスには、「雄」と「雌」があるのを初めてうかがいました。
▽こちらが、「雄」
▽こちらが「雌」
雌の方が数が少なく、比率は「3:1くらいではないか」と。
味にも少し違いがあるそうです。
横田さんに詳しくうかがうと、
「味は、好みがあると思うけど、 雄 の方が濃くて苦味もあるから、 雌 の方が美味しいと思う」との事でした。
ちなみに、幹が太く育っている方が美味しいので、
料亭が、太いアスパラを買いに来られるそうです。
横田さんは、他にも大根や、ほうれん草、かぼちゃなども栽培されています。
お訪ねしてから、とてもアスパラガスが食べたくなり、龍野店で購入して帰りました。
雄 と 雌 が入っていました。
こちらは、「おすすめ食品」コーナーでご紹介しています。
この度は、色々なお話を聞かせていただき、ありがとうございました。
アグロファームでは、これからも素敵な生産者さんをご紹介していきます。
2012年05月16日