龍野市御津町(成山新田干拓地)の小河博一さんご夫妻をご紹介します。
大根・ニンジンなどの栽培に適している成山新田干拓地は、
通気性や温度など、野菜作りに適した条件が揃った砂地です。
大根・ニンジンは、「龍野市の特産品」として紹介されるほどの名物です。
△ニンジン
△大根
小河さんは、大根・ニンジン以外にも、
ご夫婦で、ほうれん草・網干メロン・エリザベスメロンなどを作られています。
「小河さんの作られる大根やニンジンはとてもキレイ!」という評判を聞いて
楽しみにしていたのですが、ちょっと収穫時期とはズレてしまいました

今後の成長と、次回の出荷シーズンが待ち遠しくてたまりません!
シーズンには、膨大な数量の出荷をされるそうです

(出荷作業は本当にハードそうです・・・)
でも、それは、それだけ人気がある証拠かもしれません!
他にも、露地栽培の ほうれん草や、落花生も栽培されています。
畝(うね)を作る機械や、ニンジンの葉を取る器具も見せていただいたのですが、
用途によって現場ならではの工夫をされているのを感じました。
揖保川支流の河口付近に広がる成山新田干拓地は、とても広い圃場でした。
予想以上の広大さに、大感激!
砂地は手で触るとサラサラとしていました。
訪問させていただく前後に調べたところ、
江戸末期に、大阪の商人だった成山徳三郎という人が干拓を始めた場所だそうです。
その後、何度も風水害に遭うなど、苦難もあったのですが、
戦後に大きな堤防が作られ、
ようやく素晴らしい圃場として使われるようになったのだそうです。
奥様が関西テレビの『よ~い!ドン』の人気コーナー「産地の奥さん ごちそう様!」※に、
ご近所の皆さんと出演されたお話、とっても興味深く聞かせていただきました

※産地の方が、新鮮素材を色んな料理にして紹介するコーナー。
本が出版されるくらい人気があります。
私も、大根やニンジンの食べ方を質問させていただきました。
「意外と、現地はシンプルに食べてるのよ。大根おろしとか!」なんて話されてましたが、
「ニンジンの葉のかきあげ」とか、「大根葉のチャーハン」などなど、
美味しそうな料理の話題が・・・食べてみたーい

シーズンになったら、ぜひ自作してクッキングレシピページでご紹介したいと思います

笑顔がステキなご夫妻でした~
2011年10月18日